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観音折り [かんのんおり]

4つ折りの一種で、両端をそれぞれ紙の中央に揃うよう内側に折り、さらに中央で2つ折りする折り方で、両側に開く「観音開き」のような構造から「観音折り」と呼ばれています。また8ページ折りともよばれます。観音折りには、片観音折り、両観音折りといった種類があり、作成する印刷物の情報量や仕上がりのイメージによって使い分けることができます。中身を見る際に、扉を開くようなワクワク感が得られ、パンフレットによく利用されています。合計8面ある紙面のデザイン・構成を工夫することで、開いて展開する際に紙面内容に興味を持たせることができます。
作成する際の注意点として、両外側の内に折りこまれる部分の幅は、数mm短くして作る必要があります。実は、完全に4等分にしてしまうと紙の厚さもあるので折れなくなってしまいます。通常、2~3mm短いのが一般的です。

2020年11月30日

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