えっ!?宇宙空間で印刷するってどゆうこと?
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宇宙空間で印刷することが本当に出来るの〜?
実は、国際宇宙ステーションで、すでに行われていま〜す。「あのでっかい印刷機が国際宇宙ステーションで〜!!」違いま〜す。そんな大げさな話ではなくプリンターのお話です。それでもすご〜いことなんです。2016年ぐらいにロケットに乗っけて、超〜高性能パソコンを国際宇宙ステーションに届けて、宇宙空間対応プリンターは、2018年ぐらいに国際宇宙ステーションに向けて打ち上げられました。
現在は、パソコンメーカーを専属プロバイダーとして、宇宙空間対応のプリンターが国際宇宙ステーションで活躍しています。
一体どうやって宇宙空間で印刷するのでしょうね〜?
紙とかインクがフワフワ浮いてどこかに行ってしまいそうですが、そのような無重力環境下での特殊な必須条件を専属のメーカーに出されました。必須条件の内容は無重力紙の管理、燃えにくプラスチックの使用、無重力インク廃棄物の管理、ネット接続などの難しい要件でした。その中でも一番の最難関は無重力への対応でした。用紙を積み重ねることができるのは重力があるから可能であって、無重力になったら1枚1枚バラバラにフワフワ浮いてしまう? プリンターから排出された用紙はどう処理すればいいのか? ステーションの中を用紙だらけにすることはできません。この問題を解決するために、給紙トレイと排紙トレイの設計に多くの時間がかかりました。出された必須条件をクリアするには、3Dプリンティング技術を活用する必要があり、無重力下で排出された用紙をキャッチする特殊な部品を設計・開発するのに活用されました。この宇宙空間対応プリンターの設計にさまざまな工夫と部品の数を大幅に減らすことの出来た3Dプリンター技術で作成した部品を使用することができました。部品による問題発生点が少なければ少ないほど、プリンターの信頼性は高まります。それを可能にしたのは、3Dプリンティングの技術でした。この3Dプリンティングの技術により、期待する高耐久性を維持しつつ、少量生産することができました。無重力でのインクカートリッジについては、はじめから問題なく動作できたため、とくに再設計する必要はありませんでした。そのような数多くの問題を解決し、無重力での宇宙空間対応プリンターの開発に成功しました。
無重力環境下でのテストに成功とは!?
宇宙空間対応プリンターが無重力の環境でうまく動作することをどのようにして保証・検証できるのでしょうか? 仮想シミュレーションで多くの結果を生み出すことはできるのですが、しかし、仮想シミュレーションは実際の環境下ではないので正しい結果とは言えません。宇宙空間対応プリンターの最終テストは、宇宙空間（無重力）に近い環境を作り出せる特殊な飛行機に宇宙空間対応プリンター乗せて検証するという方法で行いました。この方法で、プリンターの設計に問題がなく、国際宇宙ステーションでも問題なく動作することを検証出来ました。
宇宙空間で宇宙飛行士がプリンターを必要とするのはなぜ?
宇宙飛行士は何を印刷するためにプリンターが必要なのでしょうか? 宇宙飛行士は、難しいミッションをクリアーするための手順書や緊急事態に対応した手順の更新部分を残す必要があり、また電子機器に問題が発生した場合に備えて、バックアップを残しておく必要があったからプリンターが必要なんです。それに、宇宙飛行士個人に地球から送信されてくる手紙や写真なども印刷して置いておきたいとの思いもありました。宇宙飛行士には、宇宙空間での仕事とプライベートのどちらにも気軽に使用できる、宇宙空間で信頼して使用できる安定した高性能のプリンターが本当に必要なのです。
人間は宇宙空間に出ても、紙で出力したものが必要なのでしょうか。おそらく気持ち的に安心するのではないでしょうか。
【おまけ】 国際宇宙ステーションで「牛肉の印刷」?に成功!?
地球における食糧問題解決か！？国際宇宙ステーションで人工的に肉の培養に成功しました！！肉の印刷ってどうゆうこと??ある国が国際宇宙ステーションで人工牛肉の培養に成功したことが発表されました。牛から摂取した細胞を培養することで牛肉の生成に成功し、これを国際宇宙ステーションでも同じ実験したところ、見事に成功したというものです。まず牛肉の細胞を地球から国際宇宙ステーションに届けるために、牛の細胞と培養液を密閉容器に閉じ込める必要がありました。容器がステーションに到着すると、宇宙飛行士が3D磁気プリンターにそれらを挿入。その後3Dプリンターは人工牛肉の細胞を複製して肉生成に成功。宇宙環境下での『人工牛肉の印刷』を初めて成功することができました。まぁ〜印刷というか3Dプリンターで牛肉を立体的に再現した感じだということです。はたして味は美味しいのでしょうか? 宇宙食に比べたら美味しかも^.^;
