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【印刷】カラーマネージメントとカラーマッチング

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カラーマネジメントとは?

刷り上がってきた印刷物と、クライアントからOKをもらったカラーカンプを並べてみて、

「印刷物のほうが、濃くなった」
「ここの赤みがかった色は、もう少しシブい赤だなぁ」

などと感じることがあると思います。
これは、同じ制作データを元にしていても、印刷物を刷ったときの印刷機の刷り濃度と、カラーカンプを出力したときのプリンターの出力する色が合っていないために起こることです。
このような事態をできる限り回避するために、カラーマネージメントやカラーマッチングが重要とされています。

では、カラーマネージメントやカラーマッチングとは一体何でしょう?

カラーマネージメントとは

色を出力・表示する様々な機材の間で、同じデータなら同じように見えるように調整すること。とりわけ、最終的にクライアントに納品する印刷物と、その途中の制作段階でのクライアントと打ち合わせ・確認のために出力するカラーカンプの色を合わせること。

カラーマッチングとは

現状の印刷物とカラーカンプ、どちらを基準色にするか?はクライアントの好みなど様々あると思いますが、一般的には「各種印刷機を使用して出力されたメディアの色を基準色と決めたモノに合わせる」という技術のこと。

納品したときのトラブルを減らす

カラーマネージメントができると、印刷物の仕上がりイメージを、簡易コピー、カラーカンプなどでクライアントと共有することができます。
これにより、「刷り上がった印刷物とクライアントがOKを出したカラーカンプの色に隔たりがあって、お互い納得がいかない最終印刷物になった」というようなことが避けられます。

投稿者:印刷マスターT


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