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クロス巻 [くろすまき]

背の部分に布地(クロス)を巻きつけ製本する方法です。紙を使うマーブル巻きよりも強度があります。クロス巻き機を使用して製本されます。紙を簡単に剥がすことができるように、針やホッチキスではなく糊付けするだけにして、その上からクロス巻きをしている場合もあります。
この背に巻きつける布地のことを「クロス」と呼びますが、テープ状になっているので「クロステープ」と呼ばれることもあります。
最近ではクロスの種類が増え、さまざまなカラーやデザインを選べるようになってきました。伝票やメモ帳などの製本にも使われますが、強度があるため、何度も閉じたり開いたりする書籍や論文などの加工に向いています。クロスにこだわれば高級感を出すことも可能です。

2020年11月30日

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