印刷用語集トップ > 頭文字: ・ 関連キーワード: 製本加工

右綴じ・右開き [みぎとじ・みぎびらき]

本や雑誌などを読み進める際に右側にページを繰っていくタイプの製本です。読み進めるにつれ左側のページは少なくなっていき右側のページ数が増えていくというわけです。「右開き」と同じ意味で、「右綴じ」と呼ぶこともできます。これは表紙を表にした際、右側が綴じられているからです。
右開き(あるいは右綴じ)の製本は、日本の書籍に多く見られます。文字を縦書きする場合右から左へと綴っていく為、右開きの方が自然な形で読み進んでいくことができるからです。同様に、漫画もセリフそれ自体は縦書きであるため、コマの進行方向は常に右から左になります。このために、漫画も右開きで製本されているのです。本を読み進める際にページを右に開いていく形式のものを指します。 表紙を表にした場合、右側が綴じられているものです。 日本語の縦書きでは、視線の進行方向が左に向かっていくため、右綴じは縦書きの書籍・雑誌などで多く採用されています。

2020年11月30日

関連用語


関連キーワードから探す

△ 右綴じ・右開き [みぎとじ・みぎびらき] – クリエイティブスポット

TOP