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CTP [しーてぃーぴー]

コンピューター・トゥ・プレート(Computer to Plate)の略。 従来、DTPがデータからフィルムもしくは印画紙を出力していたのに対し、直接刷版を出力する場合の印刷工程上の表現。CTPを利用することによって、フィルムからPS版に焼き付ける作業が無くなるため網点の太りやかすれが減少し、5%以下の網点も表現が可能です。つまり、より高精度の版の作成が可能になりました。
また、CTPの導入によりフィルム出力が不要なため時間とコストが削減されました。さらにフィルムを出力する際の現像液やフィルムを使用する必要がなくなった事から環境保護への配慮にも繋がります。品質の向上や、時間とコストの削減ができて環境にも優しいです。
他に、印刷工程まで考えると、印刷機にセットするために必要なパンチ穴を刷版を作成するのと同時にあけることができますので、後工程でパンチ穴をあけるといった形態よりも、正確な位置のパンチ穴をあけることができます。より正確な位置のパンチ穴は印刷工程で版の位置ズレの調整時間の短縮を図ることができ、短納期に大きく貢献します。

2020年11月30日

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