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ゴースト [ごーすと]

インキの流れ方向に沿って平行に並んでいる絵柄が他の絵柄の濃度に影響を与え、あるはずのない濃淡を発生させる現象。 印刷流れ方向に沿った縦帯部分に必要なインキ量(多い)と横帯部分に必要なインキ量(少ない)が大きく異なるため、インキ供給量の調整ができず、縦帯より横帯の絵柄が濃く印刷されてしまいます。
ゴーストが出やすいのは、例えばベタや平網の絵柄に白抜きのマドがある場合です。印刷した時、ベタ、平網の部分に、白抜きマドの形のぼやけた絵柄や、想定よりも濃い部分がゴーストとして現れます。
また他にも、ローラの表面の水がインキを反発してしまったり、乾燥する時に発生するガスの影響がする場合もあります。

HPGでの取組み
絵柄配置の工夫により、インキ消費量の偏りを減らす。天地方向に捨てベタを挿入させる。横振りゴースト対策ローラーの採用。湿し水を絞る等。

2020年11月30日

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